「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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SEX AND THE CITY/セックス・アンド・ザ・シティ

2008年/アメリカ 監督/マイケル・パトリック・キング
<TOHOシネマズ梅田先行上映にて観賞>

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(完全にネタバレですので、未見の方はご注意ください)

ドラマの映画化って好きになれないジャンルですけど、これは本当に楽しかったです。シーズン6まで続いたドラマは、最初はシングルウーマンの奔放な生き様(sexシーンも含めて)がメインでしたが、 後半は女同士の友情にシフトしていきます。 映画版でも、この後半部をきちんと受け継ぎ、この4人の結びつきの強さ、 長年の親友だからこそ分かり合える感情がしっかりとクローズアップされていてとても良かったです。

さて、このドラマ。4人もメンバーがいると、誰に感情移入するかって、人それぞれなんですよね。私は当初ミランダ派で、終盤はサマンサ派でした。ところが、この映画版。私の気を引いたのは、意外や意外、シャーロットでした。私はドラマ版の彼女が本当に苦手でね~。自分中心主義だし、空回りして周りを巻き込む人で、最も私の嫌いなタイプでした。しかし、シーズン6でハリーと結婚してから、天性の人の良さが光り始めます。そして映画版では、まさにその優しさや素直さがキャリーを救うんですね。

キャリーがビッグに花束を投げつけた後、続いてシャーロットが「ひどいヤツ!」って罵るシーンにはほろりとさせられましたし、再びビッグとキャリーがよりを戻すのも偶然シャーロットが居合わせたことによるものだし。いちいち「きゃ~!」と奇声をあげるシーンも何だか微笑ましくて、今回の映画版のキーパーソンだったように思います。

このドラマのもう一つの醍醐味はファッションですが、 キャリーが有名ブランドのウエディングドレスを次々と試着するシーンはうっとりしてしまいました。 (ただ、これはプロデューサーも兼ねるサラ・ジェシカ・パーカーの職権乱用かな?なんて感じてしまったんですけどね。 まあ、つまり自分がいろいろ着てみたかったんではないか、と) また、引っ越しのためクローゼットの洋服を処分しようと自宅でファッションショーを繰り広げるシーンも楽しい。 他の3人が「持って行く」「捨てる」のプラカードをあげるところは、このドラマらしくてとても良かった。 ドラマ版オープニングのチュチュが出てくるあたりは、ドラマファンへのサービスですね。

式をすっぽかされたシーンは、泣けましたね。あれは、完璧キャリーの気持ちになってました。花束で殴りかかりたい、その気持ちよくわかるぅ~。

さて、スティーブは相変わらずGOOD GUYでしたが、ちょっと老けてましたね。ビックリ。一度限りの浮気ぐらい…という展開で、むしろ認知症の義母の話で二転三転するのかと思ったのですが、それはありませんでした。そして、それ以上に残念だったのは、サマンサの結末。キャリーが結婚すると、4人中3人がカップルになってしまうので、脚本上ひとりはシングルでいてもらわないとってことなんでしょうか。乳ガンの時期を支え続けてきたスミスくんと別れるなんて!シンジラレナ~イ!ふたりのエピソードに泣かされっぱなしだっただけで、本当に残念。しかも、スミスくんの出番が少ないのも悲しい…。でも、ひとりの男に縛られない、という選択肢を選んだサマンサ姐さんは、本当に男前だ!

女体盛りだの、お腹を壊しただの、馬鹿馬鹿しいシーンもSATCならでは。SATCファンのお友だちとギャハハと笑ったり、うるうるしたり。実に楽しい2時間を過ごしました。
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by galarina | 2008-08-22 23:54 | 映画(さ行)