「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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ラッシュアワー3

2007年/アメリカ 監督/ブレット・ラトナー
<TOHOシネマズ二条にて鑑賞>

「断固、真田広之を支持する(渡辺謙よりも)」
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脚本の粗さと甘い作りをあちこちで指摘されている本作だが、映画の日&真田広之見たさに鑑賞。期待度低かったからなのか、意外や意外、それなりに楽しかった(笑)。

おそらくこの作品は観る人が何を期待して見るかということで随分評価が変わってしまうのかも知れない。つまりジャッキーのアクションに期待する人、シリーズのファンとしてさらにブラッシュアップされた「3」を観たいと思う人は、期待はずれなのかも。しかし、私は本シリーズ初見であり、子供と一緒に気軽に娯楽大作を楽しみたかったので、そういう意味では合格ライン。

逆に私の場合、銃撃戦や戦闘シーンのレベルが高いことが全く作品の評価に繋がらないし(笑)、むしろイヴァン・アタル扮するフランス人ドライバーにアメリカの悪口をガンガン言わせるあたりのセンスが気に入った。しかも、暴力的なアメリカ人に感化されて、自らスパイを名乗るようになり、ラストの展開まで…。シャルロットとの共演でしか見たことないけど、なかなか作品のスパイス的存在感を出してます。イヴァン・アタルは結構ツボだったなあ。

で、レビ警視を演じるのが何と巨匠ロマン・ポランスキー。少女淫行の罪でアメリカに入国できない彼が、アメリカとフランスが協力すれば何でもできる!って言うんだから笑っちゃう。しかも、ラストは殴られてるし。で、イヴァンの妻を演じるのはジェラール・ドパルデューの娘ってんだから、なかなかフランスキャストは粋なチョイスだったんじゃないかなあ。

悪玉が誰かってことは、薄々わかっちゃうし、ジャッキーとカーターの絆については描き方が甘いし、まあ難を言えばそりゃきりがないんだけど、今回は真田広之に免じて許す!最近すっかりアクション俳優の面影はなくなってたもんで、動きのキレてる彼を久しぶりに見て思いの外満足。これで、彼がジャパン・アクション・クラブ出身ってこと思い出した人、多いんじゃない? 安土桃山城からダイブした鮮烈なデビュー映像が頭をよぎる…。って、それがわかる人は確実に40代以上ですが(笑)。

ハリウッドに拠点を移してからも、なかなかブレイクまでは至りませんけどね。アメリカで活動するなら、レッドカーペットを歩くくらいにならないと、なんて所を基準にするのはおかしいんじゃないの?地道に作品に出続けるのも、俳優としてやりがいはあるんだろうし。まあ、こういう微妙な立ち位置だから、妙に応援したくなっちゃう。ブルース・ウィルスだってあの年であんなにきばってんだから、いっそのことアジア人中年刑事もので、アクション巨編でも誰か撮ってくんないかなあ。まだまだいけるぞ、真田!
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by galarina | 2007-09-01 22:53 | 映画(ら行)