「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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ツイン・ピークス シーズン2 vol.2

1989年/アメリカ 監督/デヴィッド・リンチ
<episode11~episode14>

「あれ、終わってるじゃん?」
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シーズン2から1枚のDVDに4話ずつ入っているのだが、episode14の醸し出すムードが明らかに他の3つと違う。で、クレジットをよく見てみると、やはりこれだけがリンチ本人の監督作品だった!えらいもんですねえ。というわけで、この4話を見比べてリンチ的なるものは何かを探ってみる。そういう視点でこのvol.2を見ると思ったよりも楽しめるかも知れません。しかも、犯人がわかるしね。

で、episode14の何が違うのかと言われると、やはり、「奇異なるもの」を創り出す才能。印象的なのは終盤ローラの母セーラがあのチリチリ髪振り乱して、階段を匍匐前進する様子とリーランドとキラーボブが入れ替わる映像。確かにepisode11、12にも印象的なシーンはあるけど、どうも「狙った絵作り」という感じなの。他にも、ゆっくりと回るカメラワークや、けだるいムードが立ちこめるような演出など、奇異なものが突飛に見えない全体の統一感があって、さすが本人監督だな、と。

それから、リンチ作品には「馬」が幻覚のイメージとしてよく出てくるのだけど、これはどういう意味があるのかしら。室内に馬がいる映像って、すごく居心地悪い。夢判断なんかだと、馬は「性的衝動」を表しているので、やっぱりそっちの線かな、と想像してみたり。

で、episode14でついに犯人発覚。ここから、映画版「ローラ・パーマー最後の7日間」に突入しても全く違和感ない終わり方なんですよ。でも、シーズン2、この後DVD4枚もあるんですよね…(笑)。さて、さて、どうなることやら。
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by galarina | 2007-08-14 20:53 | TVドラマ