「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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フライト・プラン

2005年/アメリカ 監督/ ロベルト・シュヴェンケ
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あんまり評判が低いもので、気楽に見始めたら結構面白かったです(笑)。

一緒に乗ったはずの娘が密室である飛行機内でいなくなる。捜索を依頼したら誰も娘のことを見ていないし、搭乗記録すらない。というアイデアはね、とても面白い。目の付け所はとてもいい。でも、そこで満足してしまったんだろうか。後半の犯人発覚のあたりのツメの甘さがなあ…。とにもかくにも、そこが今作の評価を大きく下げてしまった。

飛行機の中、というシチュエーションはすごく楽しめた。飛行機を知り尽くしたジョディ・フォスターが機内を縦横無尽に走り回り、客室から機械室へと潜入したり電気系統をいじくって停電させたり、スリリングな展開は見応えがある。

まあ、ともかくもジョディ・フォスターほど「必死にがんばる姿」が似合う女優はいない、ということ。今作でもそれをしみじみ再確認した。どんな劣悪な状況、孤独な状態に陥っても「ひとりぼっちで奮闘する女」。それがジョディ・フォスター。いいかげんこういうキャラ、飽きたなと思うんだけど、それでもやっぱり面白い。ジョディ・フォスターという女優のしかめっ面とか、ちょっとツンツンしたしたしゃべり方なんかが、こういうシチュエーションに見事にハマるんだろう。

それから、彼女の機内でのヒステリックな行動にシンパシーを感じるかどうか、というのもこの作品を楽しめるかどうかの大きなポイントだと思う。とにかく、あれこれ要求しまくりですから。もし、私が一緒に乗ってた乗客だったら、なんじゃこのオバハン!状態ですな。でも、それが意図であって、ウザいほどうるさいオバハンにまでジョディ・フォスターを追い詰めておいて、後半犯人登場。早くコイツを捕まえて!とせねばならんところが、甘いんですな。だから、ジョデイのうるさいオバハンばかりが印象に残っちまう。

犯人とジョディ一家の繋がり、または犯人の動機。これらをしっかり描くことで、後半さらにスリリングで面白い展開にすることは十分できたはず。これは、そんなに難しいことではないですよ。だから、とてももったいないんだなあ。私なら犯人の設定をこういう風にしてもっと面白くしたなあ、なんてそんな話で鑑賞後盛り上がったのでした。


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by galarina | 2006-11-04 13:46 | 映画(は行)