「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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ブラザーズ・グリム

2005年/アメリカ・チェコ 監督/テリー・ギリアム
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グリム兄弟は、イカサマ魔女祓いで金儲けをしていて、それがフランス軍の将軍に見つかり、本物の魔女退治をするはめに…というこのお話。目の付け所はすごく面白い。ただね、最初の30分ほどがね、何がどういう展開になっているのかストーリーがつかみにくい。まずグリム兄弟は童話を書く人だ、という先入観が邪魔をして、なかなか本筋を把握できない。あちこちにちりばめられているグリム童話の話もそれぞれの童話を独立した形で知っている我々にとっては、ストーリーそのものに混乱をきたすだけ。ドイツの村をフランス軍が占領しているというあたりの歴史的背景もなかなかピンと来ないし。

やっぱり、物語に入る込めるのは、モニカ・ベルッチの登場シーンからかな。(私が好きな女優ってことでもあるけど)美しい女王様が登場すると、ようやく童話的世界がはじまり、はじまり~って感じになるんだよね。だからもっと早くモニカ・ベルッチを出して欲しかったな。もう、見ているだけでうっとりするもの。女王にふさわしい美しさの持ち主はこの人しかいないです。

「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」のテリー・ギリアムってことで、もう少しエグいのが来るかな~と思ったんだけど、だいぶ構えて見たのでショック度は低かった。もう少し素で見ればもっとギョッと思ったに違いないんだけど。まあ、あの虫は気持ち悪かった。虫を総動員しての撮影って、現場はどうやってるんだろうなあ。みんなが一斉に動き出すでしょ。撮影終わった後、そのあっちこっち行った虫はどう回収しているのだろうか。あと、ウサギをさばくシーンね。あれは、本物を吊して皮を剥いでいるのかな。こういうリアルさって、ドキッとするよね。

それにしてもね、ギョッとするために映画を見ている人は少ないはずで、ストーリー自体の面白さは、テリー・ギリアム年取って毒気がなくなったのかな、という物足りなさ。せっかくの豪華出演陣なのに、もったいない。モニカ・ベルッチの女王様と言えば「ミッション・クレオパトラ」があるのだけれど、こちらの方がバカバカしさ全開で、面白かったなあ。

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by galarina | 2006-08-31 11:17 | 映画(は行)