「カーサ・ガラリーナ」にお引っ越ししました


by galarina
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チャーリーとチョコレート工場

2005年/アメリカ 監督/ティム・バートン 
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ウンパ・ルンパのダンスシーンは最高。ビョークの歌と踊りは、観ているこちらも不幸のズンドコまで落ちちゃうのだが、ウンパ・ルンパは、もう一緒になって笑っちゃえ~って感じ。アフリカン、ソウル、ウエストコーストミュージック、ロックと全部イカしたナンバーで、ウンパ・ルンパのシーンだけ、後から何度も見て大笑い。息子も「何べん見んねん!」ってくらいウンパ・ルンパばっかり見てる。(笑)しまいにゃ、一緒に踊りだしてるよ、まったく。

悪さをする子供たちが次々と痛い目に会うシーンがあって、「子供と見るのはちょっと…」なんて意見を言う人もいるみたいだが、それはおかしい。そんな時だけ、偽善者ぶった意見を言う大人こそ、たぶんティム・バートンは許さない。ウンパ・ルンパに関しても、西欧人がアフリカの人々を奴隷にしていることを皮肉ったものらしいが、そのウンパ・ルンパがアホウな子どもたちをこれでもかとバカにするのを見ていると、スッキリ溜飲が下がる。

面白いのは、工場のオーナー「ウィリー・ウォンカ氏」の描き方が原作と映画では異なる点。原作ではウォンカ氏の過去については一切触れられず、工場にやってきた子供を「ようこそ!」と抱きしめる気さくな人物だ。ところが映画のウォンカ氏は、触られるのも嫌なほどの子供嫌い、家族という言葉も口にできないほどのトラウマを抱えている。そんなウォンカ氏がチャーリーとの出会いを通して、自分の過去のトラウマも乗り越えてしまうという大きなオマケまでついている。これは、ジョニー・デップという演技派俳優をキャスティングしたことで思いついたアイデアなのだろうか。ウォンカ氏のキャラクター作りを深めたことで、チャーリーとの友情物語という一面も持つことにも成功している。

それから美術や小道具がめちゃくちゃイカしてる。あのでっかいメガネ、ほしいなあ。近未来的工場もほんと、カッコよく見せてる。「2001年宇宙の旅」の宇宙船に似てるなあと思って見てたら、やっぱりパロディしてる場面が出てくるし、ウォンカ氏登場シーンでは、手が「シザーハンズ」になってるし。映画好きな大人こそ、本当のターゲットなのでは?と思ってしまう。

それにしてもウンパ・ルンパって荒井注に似てる。

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by galarina | 2006-07-23 00:04 | 映画(た行)